OpenXMLは、Microsoft Office 2007で新たに採用された文書フォーマットで、XMLおよび ZIP テクノロジに基づいて設計されており、すべての開発者は、ファイル形式およびスキーマの仕様を、オープンライセンス条項に基づいて無償で入手することができます。Office Open XML 形式の中核には、業界標準のXMLが採用されているため、互換性・安定性・効率性に優れ、今後様々な分野での応用が期待されています。
スカイフィッシュでは、Open XMLへの取り組みとして(開発コード:Open XML Readerを改め)の開発を進めてまいりました。
JukeDoXは、日本語Windows Vista / XP向けのアプリケーションで、OpenXMLのファイル形式であるWord 2007、Excel 2007、PowerPoint 2007の文書ファイルをはじめとし、一太郎、PDF、htmlといった日頃から良く利用される様々な文書ファイルなどからテキスト情報を取り出し、コンピュータの合成音声で読み上げる、あるいは、オーディオファイルフォーマットにて録音(保存)をすることが出来るソフトウェアです。 WORD2007ファイルの場合には、見出し行単位でチャプター分割をすることができ、チャプター単位での再生、録音といったきめの細かい操作が可能となります。
また、簡易編集機能を備えており、JukeDoXのウィンドウ内に表示されている内容を、OpenXML(Word 2007形式)等で保存をすることも可能です。
マイクロソフト社
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3493
2007年6月27日に行われたプレス発表会/設立総会で、OpenXMLReader(左記は発表時の仮称、正式製品名はJukeDoX)のデモストレーションを行いました。このデモストレーションでは、サンプルとして用意したWORD2007ファイル(OpenXML形式)から、テキスト情報を音声読み上げをし、また、WMA形式にて保存したファイルをメディアプレーヤー11で再生する様子をご紹介しました。
写真:Wipse(ワイプス)説明会会場の様子